弊社CEO藤森恵子が、東海地区（長野県、静岡県、愛知県、岐阜県、三重県） 監査委員の方々向けに『DXの最新動向と監査上の留意点』というテーマで講演させていただきました。
監査委員制度は、主に、地方公共団体の財務事務の執行や経営に係る事業の管理及び行政事務一般について、事務の適法性・能率性の確保の観点から実施される監査についての制度となり、その委員は、主に市の職員や市議会銀などから構成されています。
藤森は、公認会計士であるとともにデジタル庁有識者委員や警察庁会計業務検討委員として行政にも携わっており、このようなバックグラウンドから、先日の千葉県に続き、愛知県からもご依頼をいただき、東海地区5県の監査委員の方々向けに講演させていただきました。
当日は、約300人もの監査員の方々がご出席されるとのことで、会場は感染症対策を考え780名が収容できる愛知県豊橋駅前のとよはし芸術劇場のメインホールとなりました。
このような立派なホールでの単独公演は藤森にとっても初めてで、非常に緊張したと話していましたが、途中、会場から笑いが漏れるなど、良い雰囲気で講演させていただくことができました。
講演では、『IT起業経営者×公認会計士×行政への参画』という三つのバックグラウンドを持つ藤森ならではの視点から、クラウド、SaaS、RPA、AI、BIなど様々なテクノロジーの特徴、その特徴に基づく監査上の留意点、更には民間の会計監査における最新の監査手法についてお話しさせていただきましたが、中でも、ChatGPTの実演では、ご質問をいただくなどとても関心が高かったようです。
講演後には、ご参加いただいた監査委員の方から、
「聞いたことはあるがよくわからない様々なテクノロジーについて、全体像がわかる形で解説してくれたのが良かった」
「人材育成（習得すべきスキルの方向性）についての話がとてもよかった」
などのご感想をいただいたことに加え、講演後のメールにて「DXでなんとか解決できないでしょうか？」との切実なお悩みを頂戴し、確実な手応えを感じております。
全国的な課題としてDXが注目を集める中、少しでも、監査委員の皆様のお役に立つことができたのでしたら幸いです。
当セミナーの内容にご興味を持っていただけましたら、是非お問い合わせください。