ASIMOV ROBOTICS 株式会社

学校法人福寿会 様

事務局 総務課

開発のハードルが高くて諦めていたRPAの導入が、 ASIMOV独自のトータルサポート体制で実現しました

【U R L】
https://f-iryo.ac.jp/
【業  種】

医療専門学校

【所  在  地】
福島県郡山市
【活用用途】

総務・経理業務の効率化

【写  真】

事務局 総務課 総務課長 鬼越勇人 様(右)
事務局 総務課 主任 海藤美樹 様(右から2番目)
事務局 総務課 亀山英里 様(左から2番目)
事務局 総務課 関本周 様(左)

導入前の状況

  • 一人当たりの業務量が非常に多く、特に月末に業務が集中し残業になる事もしばしばであった。
  • RPAの導入を検討した時期もあったが、ロボット開発にかけるリソースが無く、導入は諦めていた。

ASIMOV選定の要件や決め手

  • CEOが公認会計士であり、経理周りの知識が豊富である事から適切なアドバイスが得られるから。
  • ロボットの開発から保守・管理まで一手に引き受けてもらえ、RPAの効果をすぐに実感できるから。

導入による効果

  • 約50時間/月に費やしていた業務が約15時間/月に短縮され、大幅に負担を減らす事ができた。
  • RPA導入をきっかとして、帳票の見直しや仕事の進め方等、業務全体の効率化に繋がった。

学校法人福寿会様は、福島医療専門学校を中心に様々な事業を運営されておられる学校法人様です。
専門学校では柔整科・鍼灸科・歯科衛生士科・日本語学科を構え、全国平均を大きく上回る高い合格率を誇り、全員合格を目指して学校一丸で取り組まれています。

今回は、会計・経理面で同法人を支える事務局の皆さまにお話を伺いました。

[ASIMOV ROBOTICS株式会社(以下)] 

総務部 総務課の皆さまのお仕事について教えて頂けますか?

学校及び収益事業における会計業務、給与計算、学費管理、学生支援機構奨学金、人事、施設管理、教職員出張などの立替経費の精算など様々な業務を行っています。
一人当たりの業務量が多いため、皆で助け合いながら業務を進めています。

海藤様(左)と亀山様(右)

 

「ハードルが高く諦めていたRPA導入が実現!」

 

RPA導入のきっかけを教えてください。

当法人の事務局長が元々RPAに興味を持っており、セミナー等で情報収集をしていました。
事務局長としては、経理・会計回りにRPAは親和性が高いのではないかと考え、我々にもセミナーへの参加の声かけをしてくれ、一緒に参加をしました。
セミナーを受講して、RPAは我々の業務を助けてくれる有効なツールであると期待が非常に高まりましたが、一方、自分たちでロボットを開発しなければならないという事も分かり、ハードルが高いと思ったのが正直なところです。
RPAはロボットを簡単に作れるというふれ込みでしたが、日常的に忙しい日々を過ごす中で、新たにRPAの開発の為に時間を捻出するというのは現実的に難しく、導入は諦めていました。

ある日、顧問社会保険労務士である、ベストファームグループ様(https://www.bestfirmgroup.jp/)に業務の棚卸をしてもらっていたところ、当事務局ではRPA化するのに適した業務が多いので、「RPA」を導入してはどうかというお話になり、ロボット開発までお願いできる業者をご紹介して頂けるということで導入を検討することになりました

 

「ニーズに対応した柔軟なコンサルティング・開発体制で業務の効率化を実現!」

 

数あるRPA導入業者の中で、当社ASIMOVを選んでいただいた理由を教えて頂けますか?

RPA化候補業務の特性上、経理や会計回りに精通した業者を希望したところ、CEOが公認会計士であるASIMOV ROBOTICS株式会社様を推薦して頂きました。
他の業者は特に検討しませんでした。

 

今回RPA化の対象となった業務を教えてください。
学校法人及び収益事業に関する会計システムへの仕訳データ入力、給与システムへの給与データ入力をRPA化しました。
殆どが繰り返しの業務ですが、財務に関わる業務なのでミスが許されず、経理業務の中でも最も負担になっていたものです。
今回の導入により、約50時間/月に費やしていた業務が約15時間/月に短縮されました。
RPA導入だけではなく、これがきっかけで帳票の見直し等ができた事による全体の効率化によるものであると考えています。

ASIMOVのRPA導入はいかがでしたか?
開発を進める過程で、我々の細かいニーズにも柔軟に対応して頂きました。
ロボットの開発途中の仕様変更はもちろん、これまで使用していたエクセルファイルの間違いが起こりにくいように改良して頂いたり、ミスを減らすこともできました。

業務運用面でも様々なアドバイスを親身になって頂ける業者は他には無いのではないかと思います。
単なる「自動化」ではなく、RPA導入をきっかけとした「効率化」を進められていると思います。

貴法人は福島県、ASIMOVは東京拠点で、リモートによる開発でしたが、問題はありませんでしたか?
リモートで開発を進めて頂きましたが、現地で開発する事と比較して特に問題や不便さは感じませんでした。
また、テレビ会議及びチャットワークを利用することで、タイムリーに情報共有ができ、且つ素早く対応して頂けるので、距離を感じたことはありませんでした。

RPA専用PCでASIMOVとのWEB会議!

 

最後に、今後の取り組みについて教えてください。
まずは、会計・経理周りで効率化できる部分においては、更にRPA化を進めていき、
その後、学生全体の管理・運営にも導入を実現できれば理想です。
また、本校では、まだ様々のところでアナログな部分が残っているので、より費用対効果を出せるようなデジタル化および、RPA導入を進めて行きたいと考えております。
なお、月に一回、ASIMOV社とミーティングの時間を利用して随時適応業務を洗い出しながら、自動化と効率化を進めていきたいと考えています。

 

本日は取材の対応ありがとうございました。

お忙しい中、インタビューのご対応ありがとうございました!