24時間存分に働いてもらい、ロボット従業員の満足度を
向上させる
RPA導入のメリットとしてよく言われることとして、「24時間勤務可能で、辞めない、休まない従業員の確保」があります。
人手不足で苦しむ中堅・中小企業にとって、疲れを知らないロボット従業員は、本当に頼もしい存在です。
でも、あなたの会社のロボットは、休まず働いてくれていますか?
あなたの指示を待ちくたびれて、居眠りしてはいないでしょうか?
ロボットは働くことが生きがいなのです。
今回は、ロボット従業員のための「働き方改革」について考えてみたいと思います。
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「待ちぼうけロボットができるわけ」
多くの日本企業におけるRPAの導入方法は、それぞれの従業員のパソコンにRPAライセンスをインストールして、それぞれが自動化するロボットを開発、利用するというやり方(いわゆるデスクトップ型)です。
確かに、既存のパソコンにインストールして手軽に始められるというメリットがありますが、同時に二つのデメリットも存在します。
・ロボットが仕事をしている間はパソコンを占有されてしまうので、人はパソコン仕事ができない
・各ロボットは、担当者一人分のアシスタントしかしないので、働いていない時間が多い。
中堅・中小企業において、ロボットが数時間かけて処理するような業務はあまりありませんから、各従業員のパソコンにインストールされたロボットが稼働する時間はそれほど多くはありません。
むしろ、働いていない時間がほとんどになるわけで、せっかく、休まず働く力を持っているのに、その潜在能力を引き出せておらず、十分活用できているとは言えません。これでは、ロボット君の満足度も高くならないですね。
「自動化対象業務を切り分け、標準化し、集約させる」
ASIMOVがRPAを導入する場合は、RPAロボット専用パソコンを用意していただきます。つまり、ロボット従業員の為に、専用のパソコンを貸与するわけです。そして、複数の従業員の共通のアシスタントとして、自動化対象業務を集約させます。
具体的には、業務フローをヒアリングさせていただき、「人の判断が必要となる仕事」と「単純な作業」の洗い出し・切り分けを行い、単純作業はロボットに任せ、人は人にしかできない、より付加価値の高い仕事に集中できるようにします。
そして、ロボット専用パソコンは、社内のネットワーク入れてあげて、使いたい人が誰でも自分の席からトリガー*でロボットを利用できるようにしておきます。
こうすれば、わざわざRPA専用パソコンまで歩いて行かなくてもロボットが使えるという仕組みです。
複数の人が同じロボットを利用することで、業務の標準化も必要になってきますので、RPAの導入には、属人化した業務の「見える化」「標準化」という効果が必ず現れます。
*弊社の利用しているAutomation Anywhereはファイルを特定のフォルダに入れたり、ファイルの更新、メールの受信などのアクションをきっかけにロボットを起動できるトリガー機能が充実しています。
「人の働き方改革は、ロボットの働き方改革から」
「RPAは本当に効果があるの?」
「担当者レベルで導入したけど、思ったより効率化しなかった」
そんな疑問・懸念をお持ちのお客様が弊社によくいらっしゃいます。
しかし、小規模な組織でも、きちんと効果は実感できますし、大きな組織でも導入方法を間違えば、十分な効果が期待できません。
もし、RPA導入に行き詰まりを感じている会社様がいらしたら、ロボットの潜在能力をきちんと引き出すロボットの働き方改革を検討してみませんか?これにより、人の働き方改革を更に進めることができるはずです。
ロボットがしっかり働いて人を笑顔にする、そんな働き方改革をASIMOVのロボットとはじめてみませんか?
Co-Work with Robots!!