ASIMOV ROBOTICS 株式会社

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Column【コラム】ロボットと人との適材適所でサービス品質の向上を!

2020年06月13日コラム

 

ロボットと人との適材適所を見極める!

 

RPAの特色は、「人と一緒に働くIT」という点です。

例えていうなら、RPAロボットはスーパー新人です。

ロボットは、あなたのアシスタントとして面倒な業務を処理してくれますが、イレギュラーなことには1人では対応できない新人さんです。

そして、このRPAロボットの個性は「正確」「迅速」そして「我慢強い」「無口」です。

今回は、このスーパー新人と人とが適材適所で業務を分担することで、最大のパフォーマンスが期待できるということを、考えてみたいと思います。

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ロボットの長所は「正確」「迅速」「無口」

私どもがお客様にRPAの説明をするときに「RPAは、どんな業務に向いていると思いますか?」とご質問させていただくと、大抵が「単純作業の繰り返しですよね!?」と言われます。

下の図1は、一般に考えられている業務の棲み分けです。

図1

 

でも、ロボットにできる事って本当はもっとたくさんあるんです。もしあなたがロボットの上司なら、その特性を理解した上で、ロボットの性能をもっと引き出してあげてください。

 

では、ロボットに任せる業務はどのように見つければ良いか、考えてみましょう。

もし、「正確」「迅速」に仕事をこなせるスーパー新人が入社してきたら、あなたはどんな仕事を任せるでしょうか?

細かく複雑な条件のある業務や、給与など間違えては困る業務を任せるのではないでしょうか。

更に、「我慢強い」「無口」であれば、「秘匿性の高い」仕事も向いているかもしれません。

つまり、ルールがあれば、図2のように、複雑な作業にも向いているのです。

 

図2

 

ロボットと人との適切な作業分担は?

さて、その業務をどうやって見つけるかです。

まずは、自分が普段行なっている業務を思い出してください。

そして、あなたの作業を「仕事」と「作業」に仕分けしてみましょう。

私たちは、「仕事」と「作業」の定義は以下のように考えています。

 

仕事:人にしかできない業務
作業:ロボットにも任せられる業務

 

そうしていくと、結構、時間をかけて一生懸命やっている業務の中にはロボット“でも”できるものって意外にあるのではないでしょうか。

その仕事と作業が混在した業務をロボットが活躍しやすいように、作業のみを集約するなどフローを変更する必要があります。これを「デジタル化を前提とした業務の見直し」と私たちは呼んでいます。

 

それにはちょっとしたコツが必要となりますので、ここは、最初は私どものようなプロを利用するというのも、一つかと思います。お困りの際には是非、お声掛け下さい。

さて、このように「正確」「迅速」なロボットアシスタントを活用する事で、ヒューマンエラーが減りますので、サービス品質の向上が期待できます。

そして、人は、人にしかできない本業、いわゆる「仕事」に集中することで、さらなる付加価値を生み出せるはずです。

ロボットと人とが適材適所で業務を分担し、それぞれが最大のパフォーマンスを発揮する事で人がもっと楽しめる世界を目指しましょう!